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【注文住宅】地鎮祭の流れ・服装・費用・準備するものまとめ

家づくりをするにあたって先日、地鎮祭を行いました。

この土地にしようと決めて打ち合わせなどを進め半年ほど経過しました。注文住宅を建てるのには本当に時間がかかりますね。今日は地鎮祭当日の流れや服装、費用、準備しておくことをお話しします。

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地鎮祭とは

地鎮祭とは建築などで工事を始める前にその土地の神さまにご挨拶し、これから始まる工事の安全を祈願する儀式です。神主さんを招いて行い建主や工事関係者も参列します。

用意するもの

我が家では建築会社さんにご紹介いただいた神社にお願いしたところ、お供え物などの準備はする必要はなく、のし袋に「初穂料」と書いて3万円準備するようにとのことでした。のし袋の書き方は「初穂料」または「玉串料」と書きます。自分たちでお供え物などの用意をしない場合は5万円くらいが相場のようなのでびっくりです。一般的にはお水・お酒・お米・塩・お供え物(海の幸・山の幸)などを準備します。

服装

服装は普段着でOKです。儀式なのであまり派手な格好は控えた方がいいのかなと個人的には思います。

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所要時間

ひと通り儀式が終わるのに40分~1時間程度かかります。

地鎮祭の流れ

1.修祓(しゅばつ)・・・参列者とお供え物を祓い清めます。
2.降神(こうしん)・・・神籬に神さまをお迎えします。
3.献饌(けんせn)・・・神さまに神饌をお供えします。
4.祝詞奏上(のりとそうじょう)・・・土地の神さまに建築工事をすることを告げお祈りの言葉を申し上げます。
5.散供(さんく)・・・米と塩を土地の神さまにお供えし祓い清めます。
6.刈初(かりぞめ)・・・土地に鎌(かま)、鍬(くわ)、鋤(すき)を入れます。
7.鎮物(しずめもの)・・・盛砂の中に鎮物を埋めます。
8.玉串拝礼(たまぐしはいれい)・・・玉串をお供えして拝礼します。
9.撤饌(てっせん)・・・神饌をお下げします。
10.昇神(しょうしん)・・・お迎えした神さまをお送りします。
11.直会(なおらい)・・・神さまにお供えした神饌をいただきます。

流れを書いてみると難しそうに感じるかもしれませんが、何も知らなかった我が家でも神主さんがひとつひとつ丁寧に説明しながらすすめてくれたので大丈夫でした。

盛砂に鍬を入れる際には記念なのでと主人と二人で「えいっ!えいっ!えいっ!」と鍬をいれることができたのでいい思い出になりました。そのあとは1人ずつ玉串をいただきお供えをして拝礼です。これもすべて作法はその都度教えてもらえました。儀式がひと通り終わり後片付けをするときに神主さんに謝礼をお渡ししました。

流れを書いてみると難しく感じるかもしれませんが、とてもいい記念になったと思います。その土地の地域やお願いする神社によって用意するものや作法などに違いがあると思いますので、確認してみることをおすすめします。

雨の場合は?

我が家が地鎮祭を行ったとき曇りから雨の予報でした。地鎮祭を行っているときに雨が降るんじゃないかと気になっていましたが、なんとか持ちこたえてくれました。でも調べてみると、雨の日の地鎮祭は縁起が良いと言われているようです。「雨降って地固まる」ということで縁起が良いそうです。

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まとめ
  • 地鎮祭は建築工事を始める前にその土地の神さまにご挨拶し、これからの工事の安全を祈願する儀式で建主や工事関係者も参列する
  • 服装は普段着でOKだが、あまり派手な服装は避けた方が無難
  • 地鎮祭で用意するものについては確認が必要
  • 費用はお供え物など準備した場合は3万円、準備しない場合は5万円が相場
  • 謝礼はのし袋に「初穂料」または「玉串料」と書く
  • その土地の地域やお願いする神社によって用意するものや作法に違いがあるので確認が必要

地鎮祭は人生でなかなか経験することのない儀式だと思います。だからこそ家族の記念にもなると思うので、少しでも参考になれば嬉しいです。

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